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レンゲツツジの群生地 つつじ平

 長野県東御市と群馬県嬬恋村にまたがる湯の丸高原は、60万株ものレンゲツツジ群生地として、よく知られたところです。 6月下旬、つつじ平のレンゲツツジ群生地を訪ねました。 地蔵峠に鎮座する観音像に見送られて歩き始めると、群生するレンゲツツジの中で、長閑に草を食んでいる牛の姿が見えます。170629_111833.jpg 第一リフトに近いレンゲツツジを見た後は、ゲレンデ斜面を登って、つつじ平に行きます。 リフトに乗ってつつじ平まで行くこともできますが、今回もリフト乗り場から右のコースをとって、ゲレンデの斜面を登ってみました。170629_112054.jpg 始めのうちはなだらかな斜面が続きます。 レンゲツツジの生えた牧場の牛たちを眺めて休憩しているご夫婦を見送り、やがて、急なゲレンデの斜面に差しかかります。170629_100458.jpg 息を整え、休憩も挟みながら登って行くと20分ほどで、道はなだらかになり、やがてレンゲツツジの大群生地・つつじ平に到着しました。 群生地内は、自由に出入りができますので、ゆっくり時間を取って自分のペースで散策することができます。170629_104352.jpg170629_104431.jpg レンゲツツジの群生地内には、県内外からこの素晴らしい風景を求めてやってきた方々の姿があちらこちらに見られます。 団体の観光客、スマホ片手の若者達、夫婦連れの方、三脚を担いだカメラマン…レンゲツツジの美しさを楽しんでいます。170629_104635.jpg170629_104600.jpg 国天然記念物に指定された60万株のレンゲツツジにより、つつじ平の緩斜面全体が燃え立つような紅色に染め上がります。 山並みを赤く染めるように埋めつくす大群落は、高原に初夏の訪れを感じさせてくれます。170629_111911.jpg170629_102729.jpg170629_103431.jpg 初夏の青空、若葉の緑、白樺の白い幹、そしてレンゲツツジの燃えるような朱の色がつつじ平に映えます。170629_103445.jpg170629_110239.jpg170629_103018.jpg レンゲツツジの群生は、湯の丸山の中腹まで続いていますが、この季節、高原のさわやかな風の中、レンゲツツジの間を縫うように登る湯ノ丸山・烏帽子岳登山は人気のトレッキングコースでもあります。170629_105057.jpg
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国宝 仁科神明宮

 信州・大町市 社宮本の古木が鬱蒼と繁る仁科の森に、平安の昔から鎮座する日本最古の神明造を持つ神社、天照大御神をおまつりする国宝 仁科神明宮があります。170622_125413.jpg 6月下旬に初めて訪れた神宮ですが、大杉、ヒノキが茂る鎮守の森は荘厳な空気を感じさせます。 杉の巨木がうっそうとした境内の中でも、とりわけ入り口から入ってすぐの左手にあるこの3本は 「御神木大杉」 といわれ目を惹きます。 中央の杉は昭和54年突風で倒木したため櫓で覆われています。170622_123552.jpg 参道をまっすぐ進むと突き当たりに 「手水舎」 があります。 冷たい水で清めると、心身共に引き締まった思いがします。170622_125151.jpg「手水舎」 を左折し、二之鳥居をくぐると、すぐ左手に社務所がありました。 ここで御朱印をいただくことができます。170622_125141.jpg 御朱印をいただき、さらに進むとちょっとした階段があり、階段を上がりきったところに三之鳥居が建っていました。 これは、1993年遷宮が行われた伊勢神宮の鳥居を移築したものだそうです。 この階段を上った先に本殿があるようです。170622_125103.jpg 三之鳥居をくぐると、すごく静かで神聖な雰囲気に包まれているのが分かります。 広い境内の敷地に入ると、正面に神門が見えます。 自然と身が引き締まるようなそんな気がします。170622_124700.jpg 通常は、鳥居をくぐると、次は拝殿が設けられていることが多いのですが、ここ仁科神明宮は、神門があり、次に拝殿・中門・釣屋・本殿という配置になっていました。 正面に神門があるので、まずはこちらで参拝しました。 この神門も神明造で御祭神は伊勢神宮の内宮と同じ、天照皇太神をです。170622_124716.jpg 拝殿は、神門から一段上がった位置に建っており、格子戸で仕切られた内部には、鏡などが安置されており、背後には中門が配置されていました。170622_124601.jpg170622_124533.jpg 日本最古の神明造りの様式を正確に伝えることから本殿・中門は国宝に指定されています。170622_124512.jpg 仁科神明宮の社殿は、本殿の前に中門が構えられ、それら二棟を釣屋と呼ばれる廊下で連結した構成となっています。 屋根は、いずれも檜皮で葺かれていました。170622_124528.jpg 拝殿の右には初代御神木の大杉が今は根元のみ残されています。170622_124420.jpg 帰りに境内の周囲を改めて見回してみると、境内社もたくさん祀られていました。 国宝であることは、今まで知らずにいましたが、仁科六十六郷の総社として落ち着いた風格の残る神社でした。170622_124841.jpg

戸隠神社詣り

 戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる神社ですが、通常は、奥社、中社、宝光社戸隠三社と呼ばれています。

 この日は、五社のうちの宝光社と奥社・九頭龍社をお詣りしてきました。 まず始めに、宝光社からです。
170617_102936.jpg 宝光社の鳥居をくぐるとすぐ目の前に長い石段が続いています。 さほど段数はないのですが、急な石段でしたので、途中で一呼吸置きました。 杉の古木の中、270余段の石段をゆっくりゆっくり登っていくと、ようやく目の先に荘厳な社殿が見えてきました。
170617_102033.jpg170617_102048.jpg 今まで奥社と中社は何度も訪れていますが、ここ宝光社は、初めてです。 想像していたより趣のある見栄えのする社殿でした。 学問や技芸、裁縫、安産、家内安全、厄よけなどのご神徳があり、婦女子や子供の守り神とされます。  
170617_102259.jpg170617_102410.jpg  社殿右側の参道は、神道とされ、整備された自然豊かな参道が火之御子社〜中社まで続きますが、この日はすぐに奥社に向かいました。
 戸隠森林植物園の駐車場に車を停め、みどりが池を左に見ながら、緑豊かな森の中の木道を歩き、奥社参道入り口に向かいます。 
170617_120746.jpg170617_104431.jpg まっすぐ続く約2kmの参道(車両進入禁止)を登りきった場所にあります。  鳥居をくぐると平日でもいつも参拝に向かう人々の姿が途切れることなく続いています。 先が見えないほどの長い参道が続き、奥社の本殿までは約40分ほどかかります。 
170617_105341.jpg170617_110059.jpg 両脇の緑深い森の息吹を楽しみながら平坦な参道を歩いて行くと、中程には萱葺きの赤い随神門があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。
170617_110708.jpg170617_110951.jpg 随神門から先の杉並木の織りなす風景を眺めていると、まるでここからは世界が一変したかと思われるような神秘的な世界が広がります。
170617_110801.jpg170617_114108.jpg 参道入り口の鳥居から歩くことおよそ2km、杉並木を抜けて幾段ものきつい石段を登った先に「奥社」があります。 戸隠神社の御本社として全国に開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳が広宣され多くの崇敬者が登拝されます。
170617_112427.jpg 「奥社」の隣には「九頭龍社」が建っています。 「九頭龍社」は「奥社」よりももっと古い社で、元々この地に祀られていた神様だそうです。 
170617_112700.jpg 「奥社」は創建が紀元前210年といわれており、日本の神話と深く関わりのある霊験あらたかな神社。 また、奥社のそばにある九頭龍社の御祭神は、地主神である九頭龍大神で、生命の源の水を司る神様とされています。
170617_113207.jpg 古くから修験道場として知られている戸隠山の中腹にあり、ご神徳が高いため、パワーを授けてもらいに参拝客がたえない神社を後にして、再び緑豊かな森に挟まれた参道を下ります。 年配の方や小さな子どもまで、参拝者がいつも絶えない戸隠神社で、パワーをいただいて帰りました。
170617_115724.jpg170617_113441.jpg

満開の さかき千曲川バラ公園

 千曲川の雄大な流れと故郷の原風景ともいえる自然環境に恵まれた一角に 「さかき千曲川バラ公園」 があります。 毎年ばら祭が開催されていますが、祭り閉会後間もないバラ公園に出掛けてみました。170613_125639.jpg170613_130233.jpg170613_125238.jpg 雄大な千曲川のほとりに整備された 「さかき千曲川バラ公園」 では、毎年バラが大輪の見事な花を咲かせ、わたしたちの目を楽しませてくれています。170613_130428.jpg170613_132855.jpg170613_131124.jpg 320種2300株のバラが大輪の花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませてくれます。 この日は、すでに見頃を過ぎた満開の時でしたが、まだまだ見応え十分でした。170613_131143.jpg170613_131640.jpg170613_132819.jpg 赤や黄、紫、ピンク等の色とりどりのバラが咲き誇り、あたり一面、鮮やかな色彩と甘い香りに包まれます。 公園内にはバラのアーチやトンネル、一休みできるベンチやあずま屋も設置されており、ゆったりとした気分で園内を楽しむことができます。170613_132808.jpg170613_132933.jpg170613_130447.jpg170613_133608.jpg170613_130717.jpg 例年のばら祭り期間中には、ばらを楽しんでいただけるだけでなく、ばらの苗や町特産品の販売、ばら挿し木講習会や育て方相談なども行われ、毎年多くの来園者でにぎわいます。170613_133545.jpg170613_133122.jpg170613_130749.jpg

春を待つ 駒ヶ岳千畳敷

 今まで何度か駒ヶ岳千畳敷に展開する大カールと可憐な高山植物の群落が美しく山を彩る周辺のお花畑を見に行きましたが、今回初めて6月に駒ヶ岳千畳敷を訪れてみました。170609_123017.jpg170609_123052.jpg山頂付近の別世界へ一気に運んでくれるのが中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイです。  眼下には雪融け水が滝となって流れ落ち、所々に残雪が見られます。170609_123447.jpg170609_123505.jpg ロープウェイ山頂駅でもあるホテル千畳敷は、標高3000m。 ホテル周辺にはまだたっぷりの雪が残っているようです。 千畳敷はどんな状況なんだろうか…。170609_130918.jpg 足早にホテルの建物の中をしばらく行くと、信州駒ヶ岳神社が目の前にある外に出られます。 矢張りホテル千畳敷の周辺は雪は解けきらずにいます。 雪原の駒ヶ岳神社の前で数人の団体さんが、記念写真を撮っていました。170609_131534.jpg ここが眼前に中央アルプス連峰の美しい景観を望む千畳敷の拠点です。 抜けるような青空を背景に中央アルプス連峰が美しい姿を見せていました。170609_130728.jpg170609_130743.jpg 千畳敷カールを見下ろすと、一筋の小径が長く伸びています。 冬山の装備をしてきた方でしょうか、遙か遠くに二人の人影がゆっくりと移動していくのが見えました。170609_131500.jpg ここは夏の間は可憐な高山植物の群生が山を彩るお花畑が広がっていたのですが、訪問したこの日はまだ6月、千畳敷は冬景色なのです。 見上げると、千畳敷のシンボル宝剣岳の雄姿が迫ってくるように大きく見えています。170609_130749.jpg170609_130834.jpg ここは春スキーのゲレンデにもなっているようですが、この日はスキーを楽しむ人の姿はありませんでしたが、きっとまだ一月位は春スキーができそうな景色です。170609_131222.jpg170609_131414.jpg 山の天候は目まぐるしく変化します。 先程までは向けるような青空が一面に広がっていたかと思うと、あっと言う間にガスが巻いてきたりもします。170609_131207.jpg 本来ならば千畳敷カールを一周したいところですが、かなり滑りやすい状況なので注意する必要がありそうです。 カールの散策を断念し、もう一度宝剣岳の雄姿をしっかり目に焼き付け、予定より少し早めに再び下界の人になることに…。170609_133015.jpg 再びロープウェイに乗り込み、眼下に駒ヶ根市を見下ろしながら降りていくと、真ん中あたりで幟のロープウェイとすれ違います。170609_133212.jpg 彼方にくっきりと映える南アルプスが展望できました。 天候条件さえ整えば富士山を望むこともできるそうです。 3000mの別天地から雲海を見下ろし、一気に下っていきます。 普段はまず目にすることができないような大パノラマのすばらしさをかみしめつつ、再びマイカーのハンドルを握りました。170609_133250.jpg